運動器理学療法のあり方を見直す
~臨床の言葉を大切にし,明日の臨床技術を高める!~

  clinical
 

日時: 2013年12月15日(日) 10時~16時(受付・開場:9時30分~)
講師: 加藤 浩先生(九州看護福祉大学 看護福祉学部リハビリテーション学科 教授)
会場: エル大阪(大阪府立労働センター) 南館10階1023 (京阪・地下鉄谷町線「天満橋駅」より西へ300m ) *会場内飲食可能です。実技がありますので動きやすい服装でおこし下さい。
定員: 80名 *定員になり次第締め切り 
受講費: 8500円(当日会場にてお支払い下さい)

講師コメント: 
『私が学生の頃(20年以上前),筋骨格系関節障害に対する理学療法と言えば,疾患を問わずエラステックチューブや重錘バンド等を用いた運動負荷量重視のトレーニングが主流であった.そして,MMTのグレード向上が理学療法の大きな成果とされてきた.しかし,必ずしもMMTのグレード向上が日常生活動作レベルの改善につながっているかというとそうではなかった.筋力を出せることと,日常生活動作レベルで適切にその筋力を使いこなせることは別の問題である.すなわち,前者が筋力の量的指標とすれば,後者は質的指標である.本講習会ではこの質的指標に焦点をあて,多関節運動連鎖の視点から変股症患者の姿勢・運動制御について捉え直してみる.そうすると,主として3つの連鎖不全が姿勢・運動制御に影響していることが見えてくる.1つ目は多関節運動下における筋の収縮連鎖の問題である.筋の収縮連鎖とは,四肢遠位の体節の筋緊張が高まると,その筋緊張は近位の体節を構成する筋へ連鎖するというものである.変股症患者であれば,足部,下腿部の筋緊張が高まるとその筋緊張は,大腿部から骨盤帯,そして体幹へと収縮の連鎖を引き起こす場合が少なくない.2つ目は多関節運動下における運動連鎖の問題である.運動連鎖とはある関節で運動が起きると,その運動の影響が連鎖して隣接関節にまで波及すると言うものである.変股症における運動連鎖の諸問題について述べてみたい.そして,3つ目は多関節運動下における力の連鎖の問題である.力の連鎖とはある関節で筋張力による力(関節モーメント)が発揮されると,その力の影響が連鎖して隣接関節にまで波及すると言うものである.今,筋張力を発揮する筋肉をバネとして考えた場合,下肢の3関節(足関節,膝関節,股関節)は直列配列されたバネと同じであり,多関節運動下で脚伸展運動を考える場合,1関節でも力が弱ければ,例え隣接関節に大きな力を発揮出来る能力があっても,その力は半減することになる.上記の諸問題について実際の臨床データを供覧しながら説明し,それらに対する刷新的理学療法評価と治療戦略について実技を交えながら述べてみたい.』


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